ランコニュ 2002

収穫日2002年4月24~25日・5月1~2日
手摘みによる収穫及び選果
糖度(Brix)平均25.0
アルコール度13.7%
総酸量(TA)5.8g/l
pH3.62
醸造100%除梗後、ホール・ベリーのまま5日前後の低温浸漬。開放ステンレス・タンクにて24日~30日間のマセレーション。ピジャージュとルモンタージュを併用。10%はフレンチ・オークの新樽、30% はステンレス・タンクで11ヶ月、残りは6ヶ月ステンレス・タンク熟成の後に使用済み(シューベルトから借用)フレンチ・オークでの熟成。無清澄。
瓶詰め日2003年3月31日
生産本数4,319本
備考このワインは当地で”unknown red grape”と呼ばれるブドウ品種から造られました。おそらく混交品種(ハイブリッド)のシーベル(Seibel)の1種と思われますが、出所不明のため、品種名を使うことは許されていません。そこで”unknown”のフランス語、「ランコニュ」(L’inconnu)をワイン名とすることにしました。トフィーの甘やかな香りと黒い果実の風味、そして丸く舌の上を滑るようなタンニンが特徴です。

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